クルマエビ


平成29年8月4日  大型クルマエビの出荷


平成29年6月8日  クルマエビ出荷  
 梅雨の曇天の下、クルマエビ種苗が養殖業者さんに引き取られていきました。
 この養殖業者さんは小さい養殖池をたくさん持たれており、出荷形態も1tタンクに“どさっ”ではなく、たくさんの発泡スチロールに小分けにして持って帰られます。
 エアーコンプレッサーに自作の分岐管を接続するなど、輸送方法に工夫が見られました。
 お歳暮用に養殖されるそうで、年末には平均で25gくらいになるそうです。


平成29年5月30日   出荷はじめました

 

 4月に採卵したクルマエビが1カ月経過し13mmの出荷サイズになりました。
これから長門市の中間育成場に輸送された稚エビは、7月の放流まで大きく育てられます。


クルマエビの眼柄処理
平成29年5月17日にクルマエビの眼柄処理を行いました。
クルマエビは眼柄(がんぺい-目玉の柄の部分)にX器官と呼ばれる部分があり、そこで卵の成熟を抑制するペプチドホルモンが分泌されます。この写真はそのペプチドホルモンが体内に放出されないよう眼柄を処理して、卵の成熟を促すための作業をしているところです。眼柄に処理を施されたクルマエビは、約3日後に産卵します。


平成28年7月6日 クルマエビのお引越し
旭水産と下松センターにクルマエビ種苗33万尾出荷したところ、取り上げをした200t大型飼育水槽には20万尾ほどクルマエビが残っていました。
次の週には新たに種苗を収容する予定です。
このような時は大型水槽から中型140t水槽にクルマエビ種苗のお引越しをします。
 200t水槽は出荷のため10t位まで水位が下がっていますので、残りの10tの海水ごとフィッシュポンプで新しい水槽に輸送します。
以前は飼育水槽横の側溝に流し出たものをザルで運んでいましたが、ストレスと防疫を考えてポンプでの輸送に変わりました。
 種苗生産の現場では、前任者のやり方を踏襲することも多いですが、新しい機械や餌料等、少しずつ合理化されたり、進化していることに、ふと気付きます。
 引っ越しの終わったクルマエビ稚エビ達は新しい水槽でのびのびと成長しています。


平成27年6月2日 山口県内海東部栽培漁業センターにふ化後45日齢の稚エビ225万尾を出荷しました。


平成27年5月25日、山﨑水産にふ化後37日齢の稚エビ67万尾を出荷しました。
およそ14.1㎜、0.22㌘まで大きくなりました。
今年度クルマエビの初出荷です。
山﨑水産さんにも積み込みのお手伝いをしていただきました。

平成27年5月28日 旭水産にふ化後40日齢の稚エビ10万尾を出荷しました。


平成27年5月15日
 ポストラーバ17 500万尾
 ゾエア 660万尾
 ノープリウス 400万尾 飼育中です。
来週はPCR検査を行い、25日以降に初出荷の予定です。

クルマエビは産卵後30分くらいで第一分裂が始まり、約13~14時間でふ化します。
ふ化した幼生はノープリウスといい約0.3㎜~0.5㎜の大きさです。
ノープリウスは体内の卵黄から栄養を摂ります。
およそ36時間に6回の脱皮を行いゾエアに変態します。

ゾエアは少しからだが伸びて0.9㎜~2.5㎜になり、珪藻などの植物プランクトンを食べはじめます。
ゾエア期3~4日が過ぎるとミシスに変態します。
ミシスになると動物プランクトンのような大きな動物プランクトンを食べるようになります。

3~4日でポストラーバに変態し成体とほぼ同じ形になります。毎日脱皮してだんだん底の方に潜るようになります。



平成27年4月15日~19日 採卵
 大分県から採卵用の親クルマエビ150尾を搬入し、翌日に眼柄処理をしました。
(※眼柄処理…目の下にある管(眼柄)をバーナーで炙ったピンセットをあてて、眼柄の中にある成熟抑制ホルモンを除去します。これにより一時的に成熟を促して産卵を誘発します)

眼柄処理を行ってから3日目の早朝、親エビの卵影を確認すると産卵した個体が39尾でした。
およそ1,200万粒の卵を収容し、ふ化幼生920万尾を水槽に収容しました。


平成26年6月2日
 今年度、クルマエビの初出荷です。 県内の養殖業者さん2社に、合わせて69万尾を出荷しました。 ポストラーバ26日目、平均全長15.8㎜、0.036㌘の大きさでした。 茶こし一杯の稚エビを計数すると、2,576尾いました。 69万尾の稚エビは、茶こしにおよそ268杯分になります。 クルマエビ雌の平均体長は満1年で16㎝、2年で21㎝、3年で24㎝程度となり、寿命は3年といわれます。今日出荷した稚エビも年末には食べられるサイズになります。


平成26年5月9日
 ふ化したクルマエビはノープリウスからゾエア、ミシス、ポストラーバへと順調に変態が進んでいます。 ノープリウスの時期は餌を食べず、自分の中の卵黄から栄養を取っていますが、ゾエアになると植物プランクトンを食べ始めます。ミシスになると動物プランクトンを捕まえて食べるようになります。ポストラーバになるとだんだんと底に沈み、底生生活を送るようになります。 現在、ゾエア1、ミシス3(数字はそれぞれの脱皮回数)、ポストラーバ1、ポストラーバ2(数字はポストラーバになってからの日齢)をそれぞれ約300万尾ずつ飼育中です。 ふ化からおよそ1ヶ月を過ぎる頃、出荷サイズ13㎜の大きさになります。 5月末から6月に入る頃、出荷が始まる予定です。


平成26年4月25~26日
漁獲した天然エビ155尾を購入し、種苗生産の準備に入りました。 ある程度卵巣が成熟した雌クルマエビにゴカイをたっぷりと与え 翌日に眼柄処理を行います。 クルマエビの眼では、卵の成熟を抑制するホルモンが作られるため、 ここを切除することで抑制を解除し卵を成熟させます。 バーナーでピンセットを炙り、眼柄を挟んでいきますが、 ピンセットを熱しすぎたり、長時間挟むと、親エビに過度のストレスを与えてしまうので、 眼柄が赤くなる部分をよく見て、短い時間で処理します。 1尾のクルマエビをつかんでから片眼柄を処理して水槽に戻すまで 10秒もかかりません。
平成26年4月27~29日
クルマエビは夜に産卵するため、翌朝親エビの卵巣をライトに当て 影を見て産卵が行われたかを確認します。 27日には11尾の親が産卵し240万粒の卵を回収、 28日には17尾が産卵、590万粒の卵を回収、 29日には25尾が産卵、1,100万粒の卵を回収しました。 収容した卵はすでに分割が進んでおり、卵の中にノープリウスの姿が見えます。
平成26年4月28~30日
卵から孵化した幼生はノープリウスと呼ばれます。 27日に収容した240万粒の卵から孵化したノープリウスはおよそ185万尾で孵化率は77%でした。 28日の590万粒からは480万尾、29日の1,100万粒の卵からは900万尾のふ化幼生を回収し 3つの水槽に分けて収容しました。 ノープリウスは約310ミクロンの大きさです。