クルマエビ


 

令和2529日 出荷最盛期

 

 クルマエビの出荷が最盛期です。ノープリウス幼生で飼育水槽に収容、植物プランクトンから動物プランクトン、そして配合飼料を給餌して立派な稚エビ(全長13mm以上)に成長しました。

 

 これから計数しながらトラックに積み込みです。出荷先からは「こりゃあええ稚エビじゃ」とお褒めの言葉をいただきました。出荷先でも元気に育ってもらいたいものです。


令和元年5月30日  体測
 クルマエビが、ずいぶん大きくなりました。
 出荷前の病気の検査も終了し、今日は全長測定を実行です。
 一匹ずつ定規を当てての測定です。体測結果は13.76mm/PL23でした。順調に大きくなっていました。


令和元年5月26日  こんなに大きくなりました…?
 4月下旬に採卵しスタートしたクルマエビ種苗生産ですが、写真のようにこんなに大きく・・・、んっ・・・、どこだ?・・・、分かりましたか?写真中央部に4~5尾のクルマエビが写っていますよ。
クルマエビの生産は早朝のバッチ式換水から始まります。『担当者さん、毎日お疲れ様です。』


令和元年5月7日  今年もクルマエビ種苗生産スタートです
 長かったゴールデンウィークもいつの間にか終わり、種苗出荷が立て込むシーズンの到来です。クルマエビの出荷は5月下旬から始まるため、ただいま飼育真っ最中。 現在ミシス幼生1~3期を900万尾ほど飼育中です。

 【防疫対策を万全に】をスローガンに掲げ、健全種苗の生産に余念がありません。


平成30年9月3日 最終出荷
 4月下旬から始まったクルマエビ種苗生産。いよいよ今年度最後の出荷となりました。
 サイズは平均50mm。脚もしっかりした良い種苗です。放流された後も元気に育ってもらいたいですね。


平成30年8月23日 大型クルマエビ・放流
 台風19号と20号の間隙をぬうようにクルマエビ種苗の出荷が行われました。
 サイズはすでに0.4g(約4cm)を超え、さらにグングン成長しています。
 今日取り上げられた、大海原に旅立つクルマエビ達に幸あれ。


平成30年7月18日 大型クルマエビ出荷
 連日の37℃越えの中、大きくなったクルマエビの出荷が行われました。
 冷却水を積んだ活魚トラックに1日目は88kg・2日目は100kgと、たくさんのクルマエビが出荷されていきました。
 飼育水槽の底質がよかったのでクルマエビの歩脚も遊泳脚もばっちりです。
 立派なクルマエビを出荷できました。


平成30年7月2日 クルマエビ出荷
 今日の取り上げは新エビ生産棟からです。 水路に樋板をセットし、飼育水を溜めてから取り上げます。
 出荷先から時間指定があるため、朝7時からの取り上げとなりました。9時過ぎにはクルマエビ種苗を積み込んで出発していきました。担当者さん、お疲れ様です。


平成30年6月14日 クルマエビ種苗出荷
 これまでの出荷は旧クルマエビ(旧エビ)生産棟でしたが、今日の出荷は新クルマエビ(新エビ)生産棟からです。

 旧エビの200㎥に対して新エビは一回り小さい120㎥です。
 大きい水槽のほうが水質の維持が容易なため、新エビ生産棟での育成は細心の注意が必要です。

 種苗のサイズも揃った良い種苗が出荷できました。


平成30年6月12日 クルマエビ大口出荷
 梅雨の合間をぬってクルマエビの取り上げ出荷が行われました。
 今日は一気に150万尾の出荷です。到着時間から逆算、9時30分出発を目指して朝6時から水を抜き始めます。水槽が大きく、水量が200㎥と多いので水位を下げるのにも時間がかかるためです。
 ある程度水位が下がって中央にあるドレンより網の中に飼育水を流し込み、クルマエビ種苗を濾し取ります。サンプル計数・積み込みも無事終わり、トラックが出発していきました。


平成30年5月30日  クルマエビの出荷・スタート
 今年もクルマエビ種苗の出荷が始まりました。
 親エビの購入から40日、担当者の苦労が報われる瞬間であり…出荷先での成長を心配するスタートでもあります。
 年末に、漁業者さんや養殖業者さんから喜びの便りが届きますように。


平成30年5月10日 クルマエビの赤ちゃん

 親クルマエビが産んだ卵は1,000リットルの殺菌海水が入った“ふ化槽”に収容され、翌日にはノープリウス幼生がふ化してきます。やさしく撹拌していたエアレーションを止めると元気なノープリウス幼生が水面近くに浮き上がってくるので、 浮上したノープリウス幼生を柔らかなネットで回収・洗浄し、大きな飼育水槽に収容します。
 クモみたいなノープリウス幼生ですが、生まれて10日の間に12回の脱皮をおこなって稚エビになります。

 いよいよ種苗生産のスタートです。

 


平成29年8月4日  大型クルマエビの出荷


平成29年6月8日  クルマエビ出荷  
 梅雨の曇天の下、クルマエビ種苗が養殖業者さんに引き取られていきました。
 この養殖業者さんは小さい養殖池をたくさん持たれており、出荷形態も1tタンクに“どさっ”ではなく、たくさんの発泡スチロールに小分けにして持って帰られます。
 エアーコンプレッサーに自作の分岐管を接続するなど、輸送方法に工夫が見られました。
 お歳暮用に養殖されるそうで、年末には平均で25gくらいになるそうです。


平成29年5月30日   出荷はじめました

 

 4月に採卵したクルマエビが1カ月経過し13mmの出荷サイズになりました。
これから長門市の中間育成場に輸送された稚エビは、7月の放流まで大きく育てられます。


クルマエビの眼柄処理
平成29年5月17日にクルマエビの眼柄処理を行いました。
クルマエビは眼柄(がんぺい-目玉の柄の部分)にX器官と呼ばれる部分があり、そこで卵の成熟を抑制するペプチドホルモンが分泌されます。この写真はそのペプチドホルモンが体内に放出されないよう眼柄を処理して、卵の成熟を促すための作業をしているところです。眼柄に処理を施されたクルマエビは、約3日後に産卵します。