マダイ


平成29年5月31日

 マダイ取り上げ

 マダイ選別


平成27年3月24日
  マダイ産卵用親魚の産卵槽への移動
  マダイの卵を取るため、海面で飼育していた親魚を陸上の産卵水槽に移しました。大きなタモ網に一匹ずつ、親魚を掬ってはバケツリレーのように産卵水槽まで小走りでタモ網リレーしました。
筏から堤防まで、落差2mのタラップを駆け上がるのは若い職員の仕事です。8名の職員が5~6 kgの親魚72尾を1時間程度で移動させました。
日差しは明るくても肌寒い風が吹く日でしたが、うっすら汗をかきました。くだんの若い職員は充分に汗をかき、息を弾ませていました。
 これから産卵水槽の水温を自然水温より若干高めて、産卵促進を図ります。水槽を覆う遮光幕を張る鉄枠は先日、修繕が終わったばかりのリフォーム新居です。マダイの皆さん、今年も良い卵をお願いしますよ!


平成26年8月16日
  イベント放流用種苗出荷で今年度のマダイ出荷完了
 8月16日の沖合底びき網漁業解禁に向け、下関漁港を基地とする沖合底びき網漁船の出港式が同漁港において行われました。このイベント放流用マダイ種苗5,000尾を出荷しました。
マダイ種苗は全長50mmを大きく超え、きわめて元気です。この出荷により、平成26年度種苗出荷計画1,243千尾を全て達成し、マダイ種苗生産を無事終了しました。
 マダイ種苗が広い海で元気に生き抜くこと、そして沖合底びき網漁業が無事で豊漁となることを祈ります。


平成26年6月12日  マダイ種苗の出荷が始まりました 
マダイ20mm種苗36万尾が外海栽培センターから内海東部栽培漁業協会へ中間育成を行うため出荷されました。今年のマダイ稚魚の初出荷です。いたずら盛りのマダイは人をあまり恐れないので素手で捕まるものもいます。計画よりも成長が良いため、活魚輸送車の水槽が過密気味で心配しましたが、元気なまま無事に内海東部栽培漁業協会の池に放養されました。明日も引き続き36万尾の大量輸送を行い、内海東部栽培漁業協会では72万尾のマダイ中間育成が始まります。  大量出荷で水槽に空きが出来た外海栽培センターでは、マダイ稚魚の飼育密度を少なくして、種苗をより健全に育てながら20mm、30mm、50mm種苗合わせて1,235千尾の出荷を目指します。


平成25年4月15日
 4月に入ってから、マダイ種苗生産のために水槽を満水にして消毒しました。 消毒薬を中和、換水後、4月11日からマダイ卵の収容を開始しました。 現在、第一ラウンド生産としてふ化仔魚130万尾を育成中です。 写真はふ化2日目で全長3.5mmの仔魚です。第1ラウンドは6月10日頃25mmで出荷する計画です。 2ラウンドの生産で124万尾を目指すマダイ種苗生産が始まったところです。